離婚後の生活

離婚後の生活

 離婚をした後の生活はどうなるのか、心配に思われる方も多いと思います。

 経済的な問題については、お子様のいる事案であれば、離婚に際して、適切な養育費を定める、財産分与として財産上の給付を受けて新しい人生基盤を築くまでの経済的な後ろ盾とする等、いくつかの方法は考えられます。正式に離婚することで、行政上の様々なひとり親支援を受けることも可能になります。

 精神的な問題については、それまでの心的、物的に束縛された状況から解放され、のびのびとした生活ができるようになったとの感想をおっしゃられる事例も多々あります。

 もちろん、離婚成立までには、越えなければいけない苦痛があることは否定できません。しかし、そこを乗り越えることが出来れば、新たな人生のスタートを切ることができるわけですから、悲観的に考えすぎるのも問題です。夫婦で離婚の問題に真剣に向き合うことで、やり直そうという結論に至ったケースもわずかではありますが、存在します。

 いずれにしても、現状に問題や不満をもったままの生活を送り続けるよりも、より自分が生き生きとした人生を送るためにどうすれば良いかを考え、行動に移すことが重要だと思います。
 当事務所は、皆様がこれからの新たな生活を考える上でより良いパートナーとしての役割を担いたいと考えています。

 

ここでは離婚後の生活に関わる重要な事柄をまとめています。

 戸籍と姓、財産分与、医療保険、再婚、生活保護、公的扶助について、これからの新しい人生を歩む上で是非知っていて欲しい情報を記載いたしましたので、どうぞ下記をご参考ください。

 

離婚後の医療保険

 医療保険は生活する上で重要な事柄です。
 離婚した際に医療保険がどのようになるかは状況によって変化します。

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戸籍と姓

 離婚すると原則として、結婚によって姓の変わった当事者は、結婚前の姓に戻ります。結婚をした場合、どちらかの姓を筆頭とする戸籍を新しく作りその戸籍に入ります。

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公的扶助

 離婚して母子家庭になった場合、経済的に苦しい状況に陥ることは多いでしょう。
 国や自治体では、母子家庭や父子家庭が受けられる公的援助を設けています。

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再婚

 再婚する場合には、「再婚禁止期間」に留意してください。
 再婚をする場合、男性は離婚後すぐに再婚する事ができますが、女性には、再婚禁止期間が定められており、離婚から100日を経過した後でなければ再婚することはできません。

※平成28年6月7日施行民法により、再婚禁止期間が6か月から100日に短縮されました。

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生活保護

 生活保護とは、病気・失業等の様々な理由で収入がないがために経済的に困窮し、政府・自治体が定める最低限度の生活を営めない場合、生活保護費を支給するなどして最低限度の生活を保障する制度です。

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