事例8 不貞相手に対する慰謝料請求を交渉のみでスピード解決した事例

事案

家族状況

相談者 :30代女性(以下相談者)

不貞相手:30代女性(以下不貞相手)

 

相談時の状況

相談者は、事前に不貞相手と話し合いをしており、また夫も全面的に不貞を認めており謝罪していたため、

不貞の事実に争いはありませんでしたが、慰謝料額や支払方法等については合意に至っておらず、ご来所されました。

 

解決に至るまで

まず、弁護士より不貞相手に交渉をしたい旨の通知を送りました。

不貞相手が不貞の事実を認めていたこともあり、比較的スムーズに交渉を開始することができました。

最終的に、慰謝料として、不貞相手が相談者に対し、110万円を支払うということで合意が成立しました。

 

これは不貞期間が数ヶ月しかなかったこと、相談者が夫婦関係の再構築を望んだこと等

諸般の事情を考慮しての金額です。

 

金額については不貞相手も納得しましたが、分割払いを希望したため、支払を担保する必要があり、

公正証書を作成することを提案しました。

 

公証人とのやりとりもすべて弁護士が進めたため、依頼をいただいてから52日間という短期間で、

相談者にも納得の慰謝料を手に入れることができました。

 

解決のポイント

・不貞の事実を当事者が認めていても、ご当事者同士では弁済条件等のお話し合いが

スムーズにいかない場合がありますが、弁護士に依頼することにより、

法的に決めることが必要な事項に絞って交渉を行い、短期間で解決することが可能となります。

 

・慰謝料の支払について分割を希望された場合に、合意内容を公正証書という方法でまとめることによって

確実な支払を担保できた事案です。

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