事例17 不貞を働いた妻及び不貞相手に対する慰謝料請求を含めた離婚事件について、交渉のみで確実な回収を実現することに成功した事案

事案

不貞を働いた妻及び不貞相手に対する慰謝料請求を含めた離婚事件について、交渉のみで確実な回収を実現することに成功した事案 

 

家族状況

依頼者(夫)    :40代男性(以下「依頼者」)
相手方1(妻)   :40代女性(以下「妻」)
相手方2(不貞相手):40代男性(以下「不貞相手」)

 

相談時の状況

 

 相談者は、妻と婚姻して約18年が経過していたところ、約5年前から別居生活をしておりました。
この別居期間中、妻が不倫していることが判明したため、妻と不貞相手に対する慰謝料請求及び妻との離婚の問題のご相談のため、当事務所にご来所されました。 

 

解決に至るまで

事件受任後、当事務所弁護士と綿密な打ち合わせを行い、妻及び不貞相手に対し不貞行為(不倫)を理由とする慰謝料を請求する内容証明郵便を送付しました。

 

これに対し、妻及び不貞相手からは、依頼者と妻とが相当期間別居していることから、婚姻関係が破綻しており、したがって、慰謝料を支払う必要がない旨反論がなされました。

 

この点については、当事務所弁護士が法律上の主張を展開し、妻との間で根強く交渉をした結果、最終的に、慰謝料として、妻及び不貞相手が依頼者に対し、100万円を一括にて支払う内容の合意が成立し、回収を図ることに成功しました。 

 

 そして、妻との関係では、離婚合意書を双方で署名捺印し、無事、離婚が成立しました。

 

依頼者の目的が、相当程度の慰謝料の回収と裁判手続等を経ない離婚の実現という点にありましたので、依頼者にもご納得いただける解決を図ることができました。

 

解決のポイント

・配偶者の不貞行為が相当期間の別居中になされた場合という、一見すると、慰謝料請求が困難な事案でも、依頼する弁護士によっては、相手方との交渉により相当額の慰謝料を回収することができます。

 


・不貞行為の慰謝料請求について裁判手続を避けたいとお考えの方も、依頼する弁護士の戦略によっては、交渉のみで慰謝料を確実に回収することもできます。

 

 

  

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